いよいよ、明後日の20日からは、ここ京都も緊急事態宣言が出されることになりました。再びか、というのが正直な思いです。 そんな中、私が日頃通っているスポーツジムからメールが届きまして。正直なところ、「また休業のお知らせかな」と思ったのですが、嬉しいことに、今の営業体制を続けるとのことでした。私個人としては、これは本当にありがたい知らせです。なぜかと申しますと、休業になりますと、まず日々の「行く場所」が一つなくなってしまいますし、何より、これまでどうにか維持してきた身体、特に筋力が目に見えて落ちてしまうのを感じるからです。 自分で言うのも何ですが、歳を重ねてきますと、身体は動かさないと本当に固くなってしまいますし、酸素を取り込む量や筋力も、放っておくとどんどん低下してしまいます。ですから、ジムが開いているというのは、健康維持のためにも大変助かるのですよ。 さて、今回の「まん延防止」から「緊急事態」への移行で、一体何が変わるのだろうか、というのが正直な私の実感です。これはあくまで私の身の回りのことだけを見ての判断ですから、勿論、このことで大変な影響を受ける方々もたくさんいらっしゃることと思います。 考えてみますと、初めて緊急事態宣言が出された時は、「これはもう仕方がないな」という諦めにも似た気持ちと、「もし感染してしまったらどうしよう」という、ある種の緊迫感が確かにありました。ですが、正直申し上げて、今の状況からは、当時のあの緊迫感のようなものは、残念ながら感じられないでおります。 まぁ、私のような者にとって、困ると言えば、やはり居酒屋さんやバーで、一日中お酒が楽しめなくなることでしょうか。例えば、妻と二人でお寿司を食べに行ったとしましても、やはり、お茶を飲みながらというのは、どうも味気なく感じてしまうのですね。正直、美味しいお寿司には、キンと冷えたビールがあった方が、断然美味しくいただけると思っております。 ですから、今回の「緊急」という言葉を聞いても、私自身の中には、どうもあの時の張り詰めたような緊張感は、今は残念ながら無いのです。