Google Keepのメモを自由に並び替え!ちょっとしたコツをご紹介
皆様、いつもGoogle Keepをご利用でしょうか。買い物リストや、ふと思いついたこと、後で読みたい記事のリンクなど、様々なメモをサッと残せる便利なツールですよね。
たくさんのメモが増えてくると、古いメモがどんどん下の方に行ってしまって、探すのが大変になったり、「あのメモをもう少し上に持ってきたいな」「このメモの前に、あのメモを置きたいな」と思うこと、ありますよね。
実は、Google Keepのメモの並び替えは、ちょっとしたコツを知っていれば、比較的簡単に思い通りにできるんです。今回は、その方法をいくつかご紹介させていただきます。
基本的な並び替え(ドラッグ&ドロップ)
まず一番基本的なのは、マウスを使ってメモを直接動かす方法です。
メモの好きな場所をクリックしたまま(ドラッグ)、目的の場所に移動させて(ドロップ)手を離すと、その場所にメモが移動します。
このドラッグ&ドロップでの並び替えは、以下の場所で行うことができます。
- 固定されたメモのエリア内
- その他のメモのエリア内
残念ながら、アーカイブ済みのメモが入っている「アーカイブ」の中では、この方法で並び替えることはできません。
また、キーボード操作がお好きな方には、Shiftキーを押しながらJキー(下に移動)やKキー(上に移動)を使うことで、選択したメモを上下に動かす方法もあるようです。(ご利用の環境によるかもしれません)
特定のメモを「その他のメモ」の一番上に持ってくる方法
たくさんのメモに埋もれてしまった大切なメモを、「その他のメモ」のエリアの一番目立つ場所にサッと移動させたい。そんな時に便利な技をご紹介します。
これは、Google Keepの「アーカイブ」機能を一時的に使う方法です。
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手順
- 一番上に移動させたいメモを選びます。
- そのメモを一度「アーカイブ」します。(メモに表示される、下向きの矢印のようなアイコンをクリックします)
- 画面左側にあるメニューから「アーカイブ」を選び、アーカイブの中身を表示させます。一番上に、先ほどアーカイブしたメモがあるはずです。
- そのメモのアーカイブを解除します。(メモに表示される、箱から取り出すようなアイコンをクリックします)
- 元の画面に戻ると、「固定されたメモ」がない場合、またはその下に、「その他のメモ」の一番上に、目的のメモが移動しているはずです。
この方法を使えば、どんなに下の方にあったメモでも、すぐに「その他のメモ」のトップに呼び出すことができます。
任意のメモの「前」に別のメモを正確に移動させる方法
こちらは、もう少し細かい位置に、狙った通りにメモを移動させたい場合に使える技です。Google Keepの「固定」(ピン留め)機能を一時的に活用します。
例えば、「メモB」よりも後ろにある「メモA」を、「メモB」のすぐ前に移動させたい、というケースを考えてみましょう。(androidアプリ)
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手順
- 移動させたい「メモA」と、その前に置きたい「メモB」の両方を「固定」します。(メモの右上にある、ピンのアイコンをクリックします。色が塗られた状態が「固定」された状態です)
- 画面の一番上にある「固定されたメモ」のエリアに、固定したメモAとメモBが表示されます。
- この「固定されたメモ」のエリアの中で、マウスを使って「メモA」を「メモB」の前にドラッグ&ドロップします。固定されたエリア内では、自由に並び替えができます。
- まず、「メモA」の固定を解除します。(メモAのピンのアイコンをもう一度クリックします)
- 次に、「メモB」の固定を解除します。(メモBのピンのアイコンをもう一度クリックします)
- これで、「その他のメモ」のエリアで、元々「メモB」があった位置のすぐ前に「メモA」が移動しているはずです。
この方法を使えば、複数のメモを固定してまとめて移動させたり、グループ化したいメモを一時的に固定エリアで並び替えてから固定解除する、といった応用もできますね。
(ブラウザ版は挙動が違います)
終わりに
いかがでしたでしょうか。Google Keepのメモの並び替えは、基本のドラッグ&ドロップに加えて、アーカイブ機能や固定機能をうまく使うことで、もっと自由に、そして正確に操作できるようになります。
たくさんのメモを整理して、さらに便利にGoogle Keepを活用していただければ幸いです。
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