かかりつけ医選びの大切さ:私の体験談

 

皆様、こんにちは。60代の男性です。今日は、私が最近体験した、かかりつけ医選びについてお話ししたいと思います。

長年、近所の医院を「いつものお医者さん」として、特に深く考えることもなく通っていました。必要な時に薬を処方してくれる、いわゆる「藪医者」ではない、親切な先生でした。多少血圧が高いものの、おおむね健康だった私は、月に一度の診察を続けていたのです。

しかし、今思えば、その医院は設備が十分とは言えませんでした。血液検査も外部に委託していたため、結果が出るまでに時間がかかります。ある時、高熱が出たのですが、検査結果が出るまでは風邪と診断され、適切な処置が遅れてしまったのです。

「これはいつもの風邪とは違う」と感じ、翌日の夕方、比較的最近できた近くの医院を受診しました。すると、すぐにレントゲンと血液検査をしてくださり、「肺炎」との診断。即座に、近くの大きな病院への紹介状を書いてくださったのです。その夜、私は即入院することになり、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、本当に一命を取り留めました。

今では、その紹介状を書いてくださった先生が、私のかかりつけ医です。迅速な検査と正確な診断のおかげで、早期に治療を受けることができました。

この経験から、私は痛感しました。「手頃な所で済ませる」のではなく、本当に信頼できるかかりつけ医を持つことの重要性を。そして、現代的な医療においては、医師の勘も大切ですが、客観的な検査数値に基づいた診断が、いかに重要であるかを身をもって知りました。

もし、今のかかりつけ医に少しでも不安を感じている方がいらっしゃいましたら、この話が少しでも参考になれば幸いです。

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