ホームページの記事作成について思うこと

意味のある記事を書き続けるには、強い意志と根気、そしてそれに見合う能力が求められます。漠然と「何か書きたい」と思うのではなく、「こんなホームページを育てていきたい」という明確なイメージを心に描くことが大切だと感じます。

もし、そのイメージが曖昧なままだと、今自分が一体何を書いているのか、途中で不安に駆られることがあります。いや、不安というよりも、時に書いていること自体が無意味に思えてしまい、キーボードを叩く手も、マウスを動かす指も、重く感じられるのです。「本当に書きたいことは、こんなことではないのに…」と、心が叫び出すこともあります。

頭の中で思い描いた理想像を、言葉や簡単なスケッチにしてみても、なぜか最初の構想からズレているように感じることがあります。しかし、諦めずにいくつか書き進めていくと、たとえ今は小さな断片に見えても、それらは将来の大きな構想を支える大切な要素なのだと気づかされます。今はまだ、最終的な形が見えないだけで良いのです。

ホームページ作成の技術がまだ未熟な段階からスタートし、少しずつ知識が増えていくにつれて、面白いことに、最初の構想そのものが進化していくことがあります。すると、過去に自分が作ったものとの間に、どうしても辻褄が合わなくなってくる。これもまた、悩ましい問題です。古いものをすべて壊して、一からやり直したくなる衝動に駆られるのです。

しかし、私はその気持ちをぐっと堪え、「蓄積こそが財産である」と心の中で唱えています。過去の試行錯誤も、今の自分を形作る大切な糧となっているはずですから。

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