全てをEvernoteでやりたかったのだが
長年、私のデジタル周りのことは、Evernoteというノートアプリ一つで完結しておりました。メモを取ることから始まり、文章の作成や下書き、日々のやるべきことリスト(Todoリスト)、確認事項のチェックリストに至るまで、まさに万能選手として頼りにしてきたのです。いわば、長年の付き合いからくる「義理立て」のような気持ちもあって、ずっと使い続けてまいりました。
必要な時に使えない
しかし、ここ最近、そのEvernoteの動きがどうにも芳しくありません。正直なところ、かなり苛立ちを覚えております。例えば、急ぎの電話がかかってきて、関連する資料をEvernoteの中から探し出そうとしても、すぐに出てこない。あるいは、チェックリストの項目を確認し、チェックを入れて次の作業に移ろうとした瞬間に、画面が固まったように反応しなくなり、数分間も待たされることがあるのです。
こういった「待ち時間」が頻繁に発生するようになり、日々の行動に無視できないほどの遅れが生じ始めています。「すぐに確認したい」「すぐに次に進みたい」という、ごく当たり前のことができない。このもどかしさが、積もり積もって大きなストレスとなっております。
私にとりましては、過去に Evernote に溜め込んできた膨大な情報(そのほとんどは、正直なところ見返すこともないのですが…)よりも、今この瞬間の行動をスムーズに進めることの方が、何倍も重要なのでございます。行動のために本当に必要なリストは、おそらく50個もないでしょう。しかし、その僅かなリストが、必要な時に、必要な瞬間に、パッと出てこないのでは、全く意味がないのです。
戻ってこい快適なEvernote
長年連れ添ってきた道具だからこそ、このような状況は非常に残念でなりません。まるで、長年信頼してきた相棒に裏切られたような、そんなやるせない気持ちにさえなります。
もちろん、これまで大変お世話になってきた恩義は感じております。だからこそ、切に願うのです。どうか、かつてのような軽快で頼りになるEvernoteに戻ってほしい、と。改善されることを、今も心のどこかで期待している自分がおります。
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