情報カードとGoogleKeepの共通点
私が長年使ってきた情報カードとGoogle Keep、意外な共通点があったんです
考えてみれば、もうずいぶん長いこと、学生時代からでしょうか、あの3インチ×5インチの情報カードというものを使ってきました。何か調べたこと、本を読んで心に残ったこと、会議でのメモ…。小さなカードに、ギュッと要点をまとめて書き留めるのが習慣になっていました。
そして、最近はスマートフォンやパソコンで、Google Keepというアプリをよく使っています。ちょっとしたメモや、買い物リストなんかを作るのにとても便利なんです。
このGoogle Keepを使っていると、不思議なことに、どうも昔の情報カードを使っていた頃と感覚が近いように思うのです。アナログな紙のカードと、デジタルのアプリ。形は全く違うのに、一体どこが似ているんだろう? ふと気になって、少し調べて、自分なりに考えてみました。
1. 何でもサッと書き留める「メモ道具」として
一番最初に気づくのは、どちらも「メモを書く道具」だってことですね。頭の中に浮かんだこと、忘れたくないこと、やるべきことリスト…、何でもいいんですが、そういうのを思いついた時にサッと書き留めておくのに、情報カードもGoogle Keepも本当に役立ちます。
特に、あの情報カードの3x5インチというサイズ。たくさん書きすぎようと思っても、すぐにいっぱいになっちゃうでしょう? だから、自然と要点を絞って書くようになるんです。Google Keepも、長々と書くよりは、短いメモや箇条書きにサッとまとめるのに向いていますよね。細かく書き込むというより、大事なところ、ひらめきを逃さないようにする、という点で、どちらも同じように使えます。
2. 思いついたら「すぐに使える」手軽さ
それと、「すぐに使える」という手軽さ、これも大きな共通点だと思います。情報カードなら、ポケットやカバンからサッと出して、ペンさえあればどこででもすぐに書き込めますよね。
Google Keepも同じです。スマホやパソコンがあれば、アプリを開いてすぐに文字を打つことができる。何か思いついたとき、あ、これいいな、と思ったとき、忘れないうちにその場でパッと記録できる。この「すぐにできる」感覚があるからこそ、頭の中を通り過ぎてしまいそうな些細な考えも、ちゃんと拾い上げて「後で使えるように」残しておけるんです。
3. 書きっぱなしにしない「整理の仕組み」
そうそう、書きっぱなしじゃなくて、後から見返したり、整理したりできるのも共通しています。情報カードは、箱に入れたり、穴を開けてリングに通したりして、テーマごとに分けたり、順番に並べたりしましたよね。ラベルを貼って見つけやすくしたり。
Google Keepの方も、同じように「ラベル」をつけたり、「色」を変えたり、「アーカイブ」にしまったりして整理できます。やり方は違えど、目的は同じなんです。書き留めたものをバラバラにしておくんじゃなくて、後で見たいときにすぐに見つけられるようにする、関連するものをまとめておく。こうしておくと、ただのメモが、自分の頭の中を整理したり、新しいアイデアを生み出したりするための「材料」になるんです。
4. いつでもどこでも「持ち運びやすい」
それから、「持ち運びやすさ」ですね。情報カードも、あのサイズだからポケットやカバンにスッと入って、どこへでも持っていけました。
Google Keepも、スマホに入っていれば、これもまたいつも持ち歩いているようなものです。場所を選ばずに、思いついたことを書き留めたり、前に書いたメモを見返したりできる。日常生活でも、ちょっとした調べ物をするときでも、本当に便利に使えます。
5. 長々書くより「短い情報」に強い
そして最後になりますが、どちらも「短い情報を扱うのに向いている」という点も共通していると思います。さっきのサイズの話にも通じますが、情報カードもGoogle Keepも、長い文章を書いたり、複雑な表を作ったりするのにはあまり向きません。
むしろ、一つのアイデア、一つのタスク、短いリスト、そんな「断片的な情報」をサッと記録するのに得意なんです。おかげで、あれこれ考えすぎず、一番伝えたいこと、一番大事なことに焦点を当ててメモを取ることができます。
こうして考えてみると、情報カードとGoogle Keepは、触り心地も見た目も全く違いますけれど、「頭に浮かんだことや大事な情報を、すぐ手軽に記録して、後から使いやすいように整理しておく」という、人が情報を管理するときの基本的な願いに、同じように応えてくれるツールだということがよくわかります。
私が長く親しんできた情報カードの、あの手軽なメモと整理の仕組みを、今の時代の技術で、もっと便利に、もっと色々なことができるようにしてくれたのが、Google Keepなのかもしれません。
昔ながらの良いところと、新しい技術の良いところ。どちらも上手に使っていきたいものですね。
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