クラウドからローカルファーストへ:70代からの新しい気づき
記事の要約
- 以前はクラウドベースのアプリが便利だと考えていました。
- GoogleドキュメントやEvernoteなど、端末に依存しないことが重要だと感じていました。
- しかし、70歳を過ぎてビジネスから離れたことで、考え方が変わってきました。
- ローカル(端末内)で使うアプリの良さに気づきました。
- データ形式(テキストや画像)に注意すれば、アプリが使えなくなってもデータは残せます。
- 使いやすくて発想しやすいアプリが、一番大切だと感じるようになりました。
- 最近のお気に入りは、Windowsの「CherryTree」とPixel 9の「Drawnote」です。
クラウド絶対主義からの卒業
昔は「何でもかんでもクラウド!」と考えていました。Googleドキュメントやスプレッドシート、Google Keep、そしてEvernoteなど、インターネットにつながっていれば、どのパソコンやスマートフォンからでも同じように作業ができるのが本当に便利だと思っていました。
特に、パソコンが壊れたり、スマートフォンをなくしたりしても、データがクラウド上にあるから安心だ、という気持ちが強かったんです。だから、クラウドを使わないアプリは、少し敬遠していましたね。
70代で気づいた「ローカルファースト」の良さ
しかし、70歳を過ぎて、仕事の第一線から離れると、だんだん考え方が変わってきました。ビジネスでは、どこからでもアクセスできるクラウドの便利さが重要でしたが、個人の趣味の範囲では、そこまで必要ないことに気づいたんです。
むしろ、クラウドにデータを預けることへの漠然とした不安や、月額料金がかかるサービスも多いことなども気になり始めました。
端末独自のアプリを選ぶ基準
そこで、「端末独自のアプリ」にも目を向けるようになりました。大切なのは、保存形式です。例えば、文章なら「テキスト形式(.txt)」、画像なら「JPEG(.jpg)」や「PNG(.png)」など、汎用的な形式で保存できるアプリを選ぶのがポイントです。
なぜなら、どんなに便利なアプリでも、いつかは開発が終わったり、使えなくなったりする日が来るかもしれません。でも、データが汎用的な形式で保存されていれば、別のアプリでも開けますし、いざという時にも安心です。
クラウドは確かに便利ですが、すべてにおいて「ベストな選択肢」ではないと今は感じています。
大切なのは「使いやすさ」と「発想のしやすさ」
最近は、何よりもアプリの使いやすさと、自分のアイデアが自然と湧いてくるような発想のしやすさを重視するようになりました。
最近のお気に入りをご紹介しますと、
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Windowsで使っている「CherryTree」:これは、情報を整理するのにとても便利なメモ帳のようなアプリです。階層的に整理できるので、たくさんのメモがあっても迷子になりません。
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Pixel 9で使っている「Drawnote」:手書きでサッとメモしたり、簡単な図を描いたりするのに重宝しています。思いついたことをすぐに書き留められるのが良いですね。
これらのアプリは、クラウド連携が必須ではなく、自分のパソコンやスマートフォンの中で完結するので、集中して作業に取り組めます。
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