keepメモは原則削除しない方がよい。
はじめに:Keepのメモ、どうしていますか?
Googleドキュメントなどに書き写した後、元のKeepメモは削除していいのか迷っていませんか?
今回は、私が実際にKeepメモを削除して失敗した経験と、自分なりの「上手な使い分け方」をお話しします。
この失敗談が、みなさんの情報整理のヒントになれば嬉しいです。
失敗談:なぜKeepのメモを削除してしまったのか
私は、思いついたことや簡単なメモを、スマートフォンで手軽にKeepに入力していました。後でそれを見直して、Googleドキュメントで日記や行動記録としてまとめていたのです。
ドキュメントにきちんと情報を整理したら、「元のKeepメモはもういらないだろう」と考えてしまいました。データが重複してごちゃごちゃするのが嫌だったからです。そこで、整理が終わったKeepメモを、次々と削除していきました。
この時は、まさかそれが失敗につながるとは思ってもいませんでした。
失敗から気づいたこと:メモの「原本」を消してはいけない
メモを削除してしばらく経ったある日、「そういえばあの時、こんなことを考えていたな」と、以前のメモの内容をもう一度見返したくなったのです。しかし、Keepのメモはすでに削除してしまっていて、ありません。
ドキュメントにはまとめた文章はありますが、当時のメモの「原本」にあたる、短い言葉や単語で書かれた生の記録は失われていました。
「使いたいデータは、削除した後に出てくる」という、なんとも皮肉な事態でした。
解決策:削除する前に「アーカイブ」を使おう
もし私と同じように「重複が嫌だから」と削除を考えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ「アーカイブ」機能を使ってみてください。
アーカイブは、メモを完全に削除するわけではありません。Keepのメイン画面からは消えますが、必要な時にはいつでも「アーカイブ」という場所から見つけ出すことができます。これなら、画面がごちゃごちゃすることもありませんし、大切なメモの原本を失う心配もありません。
私なりの使い分け方:KeepとGoogleドキュメントの役割
この失敗を通して、私なりにKeepとGoogleドキュメントの使い分けを考えました。
Keepは、「発案や記録の出発点」です。思いついた瞬間の単語や短文を、気軽にメモする場所です。これは、一つひとつの大切な「自分の軌跡」だと思っています。
Googleドキュメントは、Keepメモを整理し、一つの書類や文章としてまとめる場所です。
どちらも検索はできますが、スマホでサッと単純なキーワードで調べるなら、Keepの方が便利に感じる場面も多いです。
まとめ
Keepのメモは、たとえドキュメントにまとめたとしても、その元となった「原本」を大切に残しておくことが重要です。
もし、削除しようか迷ったら、ぜひアーカイブを活用してください。そうすれば、私のように大切なメモを失う失敗は避けられるはずです。
でも、どうしても削除したくなったら、削除予備群用のラベルを作成するとか、もしくは色分け(keepの色の序列最後尾のチョーク)を使うとかして、ギリギリまで保持しておくのも一法です。
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