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クラウドからローカルファーストへ:70代からの新しい気づき

記事の要約 以前は クラウドベースのアプリ が便利だと考えていました。 GoogleドキュメントやEvernoteなど、端末に依存しないことが重要だと感じていました。 しかし、70歳を過ぎてビジネスから離れたことで、考え方が変わってきました。 ローカル(端末内)で使うアプリ の良さに気づきました。 データ形式(テキストや画像)に注意すれば、アプリが使えなくなってもデータは残せます。 使いやすくて発想しやすいアプリが、一番大切だと感じるようになりました。 最近のお気に入りは、Windowsの「CherryTree」とPixel 9の「Drawnote」です。

Indysoft TreeMemoからCherryTreeへ

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Indysoft TreeMemoからCherryTreeへ:長年の相棒との別れ、そして新たな出会い 長年愛用してきた Indysoft TreeMemo からの移行について、皆さまにご紹介します。 TreeMemo は25年以上の歴史を持つ ツリー式アイデアプロセッサ 。私の思考整理には欠かせない存在でした。 Windows XPまでの対応でしたが、Windows 10でも奇跡的に利用を続けてきました。 いよいよ後継ソフトとして CherryTree を検討せざるを得ない状況です。 TreeMemo のツリー操作性には及ばないものの、 CherryTree の豊富なメモ機能には期待しています。 ツリー構造がアイデアを練る上でいかに重要か 、私の経験からお伝えします。

デジタルとアナログのいいとこどり!私のスケジュール管理術

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デジタルとアナログのいいとこどり!私のスケジュール管理術 記事の要約 歳を重ねると、紙の手帳でのスケジュール管理で「 曜日感覚のズレ 」を感じることが増えます。 Googleカレンダー や タスクアプリ は、日付の錯覚を防ぎ、確認が簡単でとても便利です。 しかし、デジタルだけでは「手書きで自由に書きたい」という欲求が満たされない場合もあります。 そんな時は Google Keep の「描画機能」を併用することで、デジタルとアナログ両方のメリットを享受できます。 タイトルに日付を入れることで、手書きメモも整理しやすく、後で見返す時も安心です。

Evernoteと日産自動車の衰退に見る共通点

経営の迷走と「ユーザー不在」が生んだ歪み 私が社会人になって初めて所有した車は、日産自動車のサニーでした。小回りが利き、丈夫で、日々の生活を支えてくれる良き相棒でした。一方、デジタルツールに目を向ければ、クラウドでデータを安全に保存し、様々な機器からアクセスできるEvernoteは、長年、私の情報整理に欠かせない存在でした。

Google Keepのメモを自由に並び替え!ちょっとしたコツをご紹介

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皆様、いつもGoogle Keepをご利用でしょうか。買い物リストや、ふと思いついたこと、後で読みたい記事のリンクなど、様々なメモをサッと残せる便利なツールですよね。

「あの時、この本に出会っていなければ」~ 行動嗜癖を振り返る ~

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「 僕らはそれに抵抗できない 」アダム・オルター著。今、この本をまた手に取って(電子書籍ですが)読み返しています。

情報カードとGoogleKeepの共通点

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私が長年使ってきた情報カードとGoogle Keep、意外な共通点があったんです 考えてみれば、もうずいぶん長いこと、学生時代からでしょうか、あの 3インチ×5インチ の情報カード というものを使ってきました。何か調べたこと、本を読んで心に残ったこと、会議でのメモ…。小さなカードに、ギュッと要点をまとめて書き留めるのが習慣になっていました。

Google Keepをさらに活用!ラベルと並び順のちょっとしたコツ

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皆様、こんにちは。日頃からGoogle Keepをお使いでしょうか?簡単なメモからアイデアの整理まで、大変便利なツールですよね。今日は、このGoogle Keepをさらに使いこなすための、ラベル機能とメモの並び順に関する少し詳しいお話をしたいと思います。

あの頃、心に刻んだ七つの言葉 ~工場七則と鬼十則~

皆様、こんにちは。 若い頃を振り返ることは、人生の節目の楽しみの一つかもしれません。私も時折、遠い昔のできごとを思い出しては、懐かしさに浸ることがあります。 私が社会人として第一歩を踏み出した時のこと。まだ右も左も分からない新入社員だった私の目に飛び込んできた言葉がありました。それは、当時の社長室に掲げられていたものです。社長の机の後ろ、壁に貼られていたその言葉に、私は何か強いものを感じ、すぐに手帳に控えたのを覚えています。

加工現場での「検算」、今なお必要か?

加工現場での「検算」、今なお必要か?         ~経験者が語るNC加工と座標値~ 皆さま、こんにちは。 今回は、私が長年携わってきた金属加工の現場での経験から、少しお話しさせていただきたいと思います。テーマは、「検算」、つまり数値を確認することの必要性についてです。特に、近年の高性能なNC(数値制御)加工機において、この「検算」が 今なお意味を持つのかどうか、私の考えを述べさせてください。 ご存知の通り、NC工作機械は、基本的に「座標値」に基づいて正確に動きます。汎用的なマシニングセンターやボール盤では、平面(X, Y軸)の座標を先に求め、後から深さ(Z軸)を加えることが多いですね。一方、NC旋盤は平面上の座標値だけで加工を進めることができます。 最近の複合加工機や五軸加工機などは、人間の頭の中で瞬時に全ての座標を計算するのは非常に難しいです。関数電卓を使えば、瞬間的な座標を何とか求めることも不可能ではありませんが、基本的には「いかにして座標値を求めるか」という点に尽きると言えます。 加工の本質は座標値だけにあらず しかし、金属などの加工において、座標値が分かれば全て解決、というわけでは決してありません。加工現場には、座標値の計算以外にも、実に多様な知識と経験が求められます。 例えば、 使う「工具の種類」に関する知識 加工する「材料」の性質を理解すること 最適な「切削速度」を見極める力 長年の経験に基づいた「送りの速さ」の感覚 削っている最中に発生する「ビビリ」への対処法 求められる「面粗度」を実現する技術 図面に示された「公差・形状公差」を出す精度 加工物をしっかりと固定する「ワーククランプ」の知識 などなど、挙げればきりがありません。現場での加工技術というのは、カタログや教科書に載っている基本的なデータを起点としつつ、実際に手を動かし、経験を重ねる中で自分の中に積み上げていくものです。作業者一人ひとりが持つ経験値が異なるのは、そのためです。昔風に言えば、まさに「職人技」と言えるでしょう。 昔と今の機械、そして「定量化」の始まり 最近の工作機械は、ある程度こうした経験値を「内蔵」しているかのように、初心者でもある程度は加工できるように製造されています。 私が初めて加工現場に出た頃は、旋盤やフライス盤、ボール盤といった機械を使って、回転の速さ...